ディロッド発電機Ⅱ号

ディロッド発電機Ⅱ号

daigakuseiさんからの提供
A.D.ムーア著「静電気の話(邦訳)」で「放射状ディロッド」として紹介されていたもの

ゲスト展示
 ディロッド発電機Ⅰ号を投稿させていただいた大学生です。ディロッド発電機Ⅱ号の写真を投稿させていただきます。
 「静電気の話」で「放射状ディロッド」として写真だけ紹介されていたものを、自分なりに製作してみました。
 Ⅰ号機よりも安定して発電します。集電用の電極が金属棒をはさむようになっているため、金属棒の電荷が効率よく集電電極に移るそうです。
(電荷が効率よく移るのは、ファラデーの籠(だったか?)という現象と関連していたと記憶しています。中が空洞の金属球(球殻A)の中に電荷をもった金属球(金属球B)を入れ、球殻Aと金属球Bを短絡させると、金属球Bの電荷が全て球殻Aに移るというものです)。
放電の様子1

放電の様子1
 放電の様子1の写真では、使い捨てカメラのフラッシュを手に持ち、放電により光るのを撮影しました(露光時間が長いので、放電が重なって太めに見えています)。
 暗くて分かりにくいのですが、発電機内部(金属棒とブラシの接点など)でも放電しています。

放電の様子2

放電の様子2
 放電の様子2の写真では、電極とアース(人体)との間の空中放電を撮影しました。こちらも暗くて分かりにくいのですが、手にもっているのは100円ショップで買ったマドラー(飲み物をかき混ぜる棒)で、ステンレス製の柄にステンレス製の球がついています(簡易版球ギャップです)。

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