不思議な物

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2003/06/16 イオンクラフト式モーター
 イオンクラフトの推進原理を用いて、モーターを作ってみました。写真は、1号機ですが、2号機は、ダンボールではなく、もう少し、見た目が良いです。
モーターモーター回転
 電線の部分とアルミ箔に異なる極性の電圧を掛けると、勢いよく回り始めます。これを応用して、うまく作れば、竹とんぼのように、飛んでいくかもしれません。
 興味深いのは、電線とアルミ箔の極性が異なれば動きますので、2枚の羽に同じように電圧を掛ける必要はありません。また、非接触で電圧を与えても動きます。このあたり、何か応用できないかと考えています。

 乾電池から高電圧を得る回路について勉強していますが、シミュレーションしても、期待する電圧に達しません。なかなか難しいものです。

2003/06/09 電撃ラケット
 電撃蚊取りラケットは、それなりの電圧があるようですが、イオンクラフトを浮上させるだけの電圧はありません。電圧を何倍にも増幅する回路が必要のようです。

2003/06/02 圧電素子
 ライターを分解して、中にある発火装置を取り出してみました。
ライターの発火装置
 これには、圧電素子が入っており、カチッと押すと、数千から数万ボルトの電圧が発生するそうです。原理は、圧電素子に力を加えると発生する電圧を利用しています。逆に、圧電素子に電圧を加えると力が発生します。この原理を利用して、小型のスピーカーやブザーなどが作られています。
 この装置の応用は、考え中です。

 乾電池で、高電圧を発生させる物を探していますが、なかなか決定的な物は見つかりません。
・カメラのフラッシュ
電撃蚊取りラケット
・携帯用蛍光灯
などを調べてみましたが、電圧が足りません。
 スタンガンは、電圧は十分ですが、高価なことと、交流のものがある、壊れやすいなどの情報があり、入手していません。
 現在、電撃蚊取りラケットを購入しましたので、試しているところです。また、回路の設計が必要になるかもしれないと、フリー回路シミュレータを入手し、勉強中です。

2003/05/27 静電気
 オリジナルのコンデンサを考案しました。
ライデンビン
 作り方は、非常に簡単です。いらなくなった普通のCDを2枚用意し、印刷面にアルミ箔をセロテープで貼ります。きらきら光る面が内側になるように2枚を重ねると完成です。

 静電気の実験は、うまくいきませんでした。
 経験的に、電極間が1cmほどある状態で火花が散るくらいの高電圧がなければ、イオンクラフトは飛ばないと考えているのですが、静電気でこれだけの高電圧を発生させる方法がみつかりません。本格的な静電気発生装置を製作すれば、必要な高電圧を発生させることができると思いますが、手軽にできるものではありません。そもそも、静電気でイオンクラフトが飛ばせないかと考えたのは、気軽に誰でも実験できないかと考えてのことですから、難しい静電気発生装置を作ったのでは、本末転倒です。
 簡単に高電圧を作り出す方法を知っている方がおられたら、教えていただきたいです。

 静電気の問題は、もうひとつあります。ある程度の電圧を一定の期間、供給するための方法が必要です。これができれば、発電機になってしまいますから、難しい問題です。

 静電気実験は一時中止し、次回から、乾電池によるものに挑戦したいと考えています。スタンガンは良さそうなのですが、高いので却下です。

2003/05/19 ライデンビン
 ライデンビンを作ってみました。
ライデンビン
目的は、これに静電気を溜めて、イオンクラフトが浮上するかを実験するためです。
まず、これまで使ってきた電源を利用して、ライデンビンに電気を蓄えてみました。電気が溜まり、放電もないように見えます。
次に、静電気を蓄えてみました。これも、電気が溜まります。
 いよいよ、電気を溜めて、イオンクラフトに繋いでみましたが、なにも起こりません。静電気では、電圧が異なり、電線とアルミ箔との距離の調整が必要のようです。

2003/05/07 コンデンサ
 金網のように電線を張ったものと、アルミ箔を対にして、コンデンサを作ってみました。
コンデンサ
 写真では、横方向にのみ、電線があるように見えますが、実際には縦にも張ってあり、製作には時間が掛かりました。
 電源を入れると、やや、風が起きている感じはしますが、何も起こりません。重すぎるのか、構造に問題があるのか、どちらかでしょう。
 金網とアルミ箔の間に、アルミ箔を丸めて玉にしたものを置くと、跳ね回ります。

2003/04/21 外部への影響
 イオンクラフトの外部への影響を調べてみました。
天秤
 イオンクラフトの上部に、1円玉をおもりにした天秤を用意し、様子を見てみました。
 イオンクラフトの下方に向けて、風が流れるため、上部は吸い込みの風が起きます。そのため、1円玉は、下へ下がると予想しました。
 結果は、イオンクラフトから離れるように、水平方向に動いていきます。 推論ですが、イオンクラフトにより、天秤が帯電し、反発、あるいは、近くの物体へ引き付けられて、動くのではないかと思います。
 余談ですが、イオンクラフトの実験を行うと、妙に足が冷える感じがするのですが、気のせいでしょうか。

2003/04/07 螺旋エンジン
 螺旋型の推進装置を作ってみました。写真には、半分ほどしか写っていません。(全長約50cm)
螺旋エンジン
 以前、リフターのコンデンサ部分を2段にした物を作りましたが、電線同士、アルミ同士を接続する線が余分に思われました。今回は、その問題を解決するために、螺旋構造を試してみました。
 結論として、実験の前に失敗です。今回の目的は、推進力がアップするかというより、イオン風が強くなるかどうかだったのですが、実験中に、装置が破損し、失敗しました。長いアルミ箔を1枚、貼り付ければ良かったのですが、何枚か繋ぎ合わせたために、継ぎ目部分が取れてしまいました。
 壊れるまでの印象では、それほど、効果的ではないという感じです。ただし、自らのイオン風で壊れるのですから、多少は効果があるのかもしれません。

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